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2022年12月29日 (木)

Onkyo A-7VL導入の巻

拙宅のオーディオシステムについて、前回「再生環境の再構築に一区切り」と書いた舌の根も乾かぬうちに、今度こそ最後の(?)大きな変化が訪れた。プリメインアンプがゴールドムンドのMimesis SRからオンキヨーのA-7VLへと入れ替わったのである。

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前回書いたように、11月15日に新しいスピーカーとしてモニターオーディオのSilver RX2を導入したわけだが、そのポテンシャルを生かすべくシステムのあらゆる接点のクリーニング(賛否両論あるようだが、接点復活剤としてケイグのDeoxIT D5を使用)やセッティングの細かい調整を行ったところ、Mimesis SRに左右の音量差があることが明白になってしまったのである。

もともとステレオ再生時にはなんとなく左にエネルギーバランスが偏りがちだと感じていたし、4ch再生時には右フロントが弱く、右側の音全体がリア方向に引っ張られ気味に感じていた。実は接点クリーニングでケーブルを抜き差しした際、一瞬前後左右のバランスが良くなったように感じられたのだが、ジャクスン・ブラウン『Late For The Sky』の4ch盤を掛けてみて、あれっ?となった。右後方から聴こえるはずのデイヴィッド・リンドリーのギターが左後方から聴こえてくるではないか。そう、ディモジュレーターCD4-10改の出力を左右逆に繋いでいたのである。ということは、これはディモジュレーターの出力バランスの問題なのか? 試しにフォノケーブルも逆に繋いでみたところ、今度は盤によってキャリア信号の読み取り精度に問題が出て、この繋ぎ方では使えないことが判明。CD4-10改の入口と出口を正しい繋ぎ方に戻し、アンプの左右チャンネルを入れ替えてみた。するとどうだろう、フロントの音が完全に右寄りになったではないか。それまで左にエネルギーバランスが偏りがちだとなんとなく感じていた原因が、耳のせいでも部屋のせいでもスピーカーやケーブルのせいでもディモジュレーターのせいでもなく、アンプそのものの問題だったことがようやくはっきりした(気付くのが遅い!)。音そのものは気に入っていたが、もうこのままでは使えない。修理・調整も考えたが、時間も金額も掛かりそうだし、この際気分を新たにしようと、思い切ってアンプを買い替えることにした。

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Mimesis SRをヤフオクに出すためにシステムから外し(もちろん状態は表記したが、最終的に予想外の高値で落札された)、とりあえずサラウンド用のアンプであるフライングモールのCA-S3をSilver RX2に繋いでみた(CA-S3にバナナプラグはつかえないので、ケーブルはCardasのCrosslink 1S)。ヴォーカルがピタッと中央に定位し、ステレオイメージが左右にバランス良く広がるさまは心地よかったが、何か聴いていて楽しくない。音楽が生き生きしているようには感じにくいのだ。このアンプの限界なのか、少なくともRX2との相性はイマイチのようだったが、サラウンド用に使っている分には問題ないだろう。

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アンプの新機種選定にあたっては音質以外にも、セッティング上Mimesis SRに換わる役割が果たせるよういくつかの条件があった。まず、Silver RX2にバイワイヤーで繋いでいたスピーカーケーブル、Analysis PlusのSilver Oval Bi-Wire 3.6mをそのまま使用できるよう、バナナプラグ対応であること。オーディオインターフェイスのRME Babyfaceと接続するためのテープ入出力端子が付いていること。アナログ入力が3〜4系統あること(Mimesis SRは5系統)。トーンコントロールやバランスつまみは不要であること。そして購入可能な金額(低予算)であること。この条件で色々調べてみて、オンキヨーの2011年製のデジタルプリメインアンプ、A-7VLがピッタリであることが判明。デザインもシンプルでいい感じ。ちょうどヤフオクに取扱説明書、リモコン付で出ていたものがあり、12月19日に42,900円で落札。1,500円分のクーポンが使えたので、41,400円+送料で入手できた。22日に到着し、早速セッティング。電源ケーブルは、Mimesis SRに使っていたゴールドムンドのPower Cable (S)をそのまま使用。出てきた音はといえば、極めて自然。まったく無理なく細かいディテールまで丁寧に描いてくれる。広域から低域までRX2を充分に鳴らし切ってくれる感じで申し分なく、少なくとも個人的にはMimesis SRに負けている要素は感じられなかった

使いこなしの面では、フォノ入力(MM)端子は別にいらないと最初は思ったが、考えてみればディモジュレーターは調整が必要になることがあるかも知れず、その際の一時しのぎには便利だろう。そのディモジュレーターからの入力にはチューナー端子を使用。CDはアナログ端子のほかに、デジタル音声入力端子もあるので、オーディオテクニカの光デジタルケーブルAT-OPX1/1.0を用意して繋いだが、なかなか音がいい(SACDの出力はアナログのみなので、アナログのCD端子もやはり必要)。高級機でもなんでもないユニバーサルプレーヤーのDV-SP155だが、この組み合わせで充分使えるではないか。そう、このアンプはDAC搭載でデジタル入力にも対応する一方で、アナログ入力も必要な数が確保されているのが、購入の決め手のひとつでもあったのだ。

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上の写真でCA-S3が斜めに置いてあるのは、スピーカーケーブルの長さがギリギリになったためだ。パイオニアのカセットデッキT-D7とソニーの8トラックカートリッジプレーヤーTC-6は、アンプがMimesis SRの時は入力端子に余裕があったので別々に繋いでいたが、A-7VLではテープ入出力端子を除く残りのアナログ入力端子は、iPod用RIドックを接続するためのドック端子だけしかない。なのでそこにはカセットデッキからの出力を繋ぎ、8トラプレーヤーの出力をカセットデッキの入力に繋いだ。8トラは出力レベルが低いので、カセットデッキの入力レベルを上げてやると、アンプにちょうどいい出力レベルで送れることがわかり、それはそれで好都合だった。

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リモコンの上半分はドック用とチューナー用なので不要、CD用ボタンはオンキヨー製CDプレーヤーに伝えるとのことだったが、2004年製のDV-SP155は反応しなかった。結局使えるのはボリュームとミューティングのボタンだけだが、リスニングポジションとアンプはさほど離れていなくても、リモコンでのボリューム操作は意外と便利と実感した。

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今のところ唯一の不満は、アルミ削り出しの入力切替ツマミやボリュームツマミがキラキラと反射して、目盛りの位置が見えづらいことぐらいか。後は大満足、これでようやく落ち着いて音楽に没頭できそうだ(CD-4再生時、盤によって発生するノイズやキャリア信号読み取り精度に対する対策について、考えていることはあるが)。

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